蝕人孤蟲

蝕人孤蟲

芳明慧

Facebook Twitter

ストーリー

実在する虫・芽殖孤虫。それは、我々の身体に巣食う人体寄生虫。世界でも日本での感染報告例が最も多く、発症すると幼虫が皮下で分裂して増殖し続け、宿主となる人間は確実に死ぬ。治療法はない……。 芽殖孤虫により母を喪った少年・鉄朗と妹の奈々は、父を頼り八女島に移住する。しかし、そこで彼らを待ち受けていたのは、怪しげな島民と、いつの間にか奈々の体内に巣食っていた謎の人体寄生虫だった。 一度寄生されたら、皮下を蠢く蟲からは誰も逃れえない。これは偶然の産物なのか。それとも誰かに仕組まれたものなのか。寄生虫の恐怖に蝕まれながら、少年・鉄朗は、この島に巣食う脅威と対峙する――…。